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Date 2012/02/08   

続、スパムメールを自動で通報するようにしてみた サーバー設定編

前回の続き。

 

自社のサーバーは Postfix で、迷惑メールの判定はSpamAssassinが、振り分けはprocmailが行なっている

それでも漏れたものは、Thunderbirdの迷惑メールフィルターが迷惑メール判定する仕組み。

 

 

今回はサーバー側で動いているprocmailを設定変更して「迷惑メールの情報提供」アドレスに転送してしまおう。

※※※ただし下記の設定は迷惑メールを全部を転送する設定なので、サーバーによっては負荷が高まっちゃうかも。サーバースペックに余裕がある時だけにしたほうがいいかもしれません。



procmailの記載方法は以下を参考にした。

http://linux.kororo.jp/cont/server/procmail.php

 

vi /etc/procmailrc  ←procmailrcを編集  

 

:0
* ^X-Spam-Level: \*\*\*\*\*\*\*\*\*\*\*\*\*\*\*\*\*\*\*\*\*\*\*\*\*\*\*\*\*\*
#/dev/null

 

 

と書いてあるところで、まず明らかにスパムなものを破棄している。

これをとりあえず下記のように全部転送するように設定。

メアドの転送は!をつけてアドレスらしい。

 

:0
* ^X-Spam-Level: \*\*\*\*\*\*\*\*\*\*\*\*\*\*\*\*\*\*\*\*\*\*\*\*\*\*\*\*\*\*
!spam-in@nissankyo.jp

 

それから判定が怪しいものは削除せずにヘッダに「***SPAM***」と付けて迷惑メールディレクトリに振り分けられるようになっているけれど、
これも今のところ誤判定なしでスパムなので、転送してしまおう。
 
ただし、転送した後にローカル側にも保存しておきたいので以下のようにする。
 
:0
*^X-Spam-Flag: YES
{
  :0c
  !spam-in@nissankyo.jp

  :0
  $SPAM
}
これでspam-in@nissankyo.jpに転送しつつ、ローカルにも残る。
 
あとはスパムメールが来るのを待って、ちゃんと動いてるか確認するのみ。
 
 
早くこないかなーとちょっとワクワクする。w
 
 
 
 
・・・・お、キタ!
 
Feb  8 13:45:46 flagsystem postfix/smtp[23153]: C66B729611D: to=<spam-in@nissankyo.jp>, relay=bgmgate1.biglobe.ne.jp[202.225.89.133]:25, delay=1.5, delays=0.03/0.02/1.2/0.28, dsn=2.0.0, status=sent (250 2.0.0 q184jixq023357 Message accepted for delivery)
Feb  8 13:45:46 flagsystem postfix/qmgr[30709]: C66B729611D: removed
 
 
うん。転送されてますね。OKOK。
 
ここのところのスパム状況だけど、
http://www.asm1.biz/ って入ったメールが多い気がする。 ドメインをWhoisで確認したらアメリカっぽかったけど。 みなさんも迷惑メールをただ破棄するだけじゃなく、情報提供して役立てて見ませんか??

 

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